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仕事の多様性と家事・育児への寛容性 もっと家庭に自由を

グローバル化が進むにつれて、どの分野にも多様性というのが認められてきていますよね。

ひと昔前までは、Youtuberなんて職業じゃないと思われていましたが、いまやその認識も変わってきています。

最近では、ゆたぼんという小学生が不登校Youtuberとして世間を騒がせたりもしましたね。

そんなとんでもない状況でも賛否両論あるくらいですから、職業・働き方・学業にも多様性が認められてきている証拠なんでしょう。

でも、仕事・家事・育児の分担についての多様性がイマイチ進んでないような気がするので、記事にしました。

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

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ツイッターは夫への不満で溢れている

ツイッターでバズりやすい「夫への不満」。

これには、様々な要因が考えられます。

まず第一に、ツイッターのメイン層です。

ツイッターは顔出ししているユーザーも少なく、匿名性が高いSNSです。

そのため、身バレしにくい安心感から、毎日のように罵詈雑言で溢れかえっています。

対してInstagram(インスタ)・FaceBookは実名で登録していることも多く、顔出ししているユーザーも多いです。

コメント欄からも明らかで、Instagram(インスタ)・FaceBookでは褒めるタイプのコメントが多いのに対して、ツイッターは批判系のコメントが多くなっています。

こういった背景もあって、普段は外に出せない夫への不満が爆発しているということなのでしょう。

家事・育児の分担で不満が多い

日本の男性は、先進国の男性と比較して、家事・育児の負担率が低いとされています。

これ自体は事実です。なんと、日本人男性の家事負担率の低さは世界一です。

ただ、「専業主婦」「妻がパートや時短勤務」のケースも含まれているんですね。

もちろん、共働き限定で調査しても日本の男性の家事負担率は低いでしょうが、少しは数値が高くなることでしょう。

そもそも日本では専業主婦を希望する女性が多い

はたして、男性の家事負担率が高いスウェーデンでは、女性は幸せなのでしょうか?

実は、スウェーデンの女性で専業主婦を希望している人自体が少ないんです。

なんと、専業主婦率は2%と低い水準なんです。

日本では、まだまだ専業主婦への風当たりが強くありませんが、女性の社会進出が進めば段々と専業主婦は煙たがられることでしょう。

日本は、なんと専業主婦希望率が一位です。これでは、まだまだ男女平等とはならないでしょう。

日本の専業主婦は多様性そのもの

私は、そこまで専業主婦に否定的ではありません。

お金が有り余っている配偶者がいて、その配偶者が専業主婦を希望しているのであればそれが幸せなんでしょう。

日本では、まだまだ女性を養うという価値観が根強く残っています。

専業主婦率の低いスウェーデンでは、女性を養うだとか、養ってもらうという考え方がありません。

あなたは、どちらの方が生きやすいですか?

家事の要領が悪いだけの人もいる

専業主婦で家事が大変過ぎて時間がなくなる人のほとんどは、要領が悪いというのもあります。

とくに家事なんて適当でいいんですよ。

忙しいという人に詳しく時間を聞いてみると、たとえば「洗濯に2時間干すのに1時間で3時間」「ご飯のメニュー考えて買い出しに行って、掃除して」とか言ってくる人もいます。

いやいや、洗濯機回してる時間何してんだよ笑笑

何で、毎日掃除したり買い出しに行ってんだよ笑笑

まぁこんな酷い人は少ないと願いたい…。

共働きでも正確に分担する必要なんてない

ここから本題です。

共働きだからといって、同じ量の家事を分担する必要があるのでしょうか?

答えはNoです。

夫婦それぞれに向き不向きがあり、仕事・家事・育児へのモチベーションも違います。

全ての人がそうだとは限りませんが、日本では、仕事や家族を養うことへのモチベーションは男性側が高く、家事・育児などの家庭内の管理への

モチベーションは女性側の方が高い傾向にあります。

これは、いけないことでしょうか?私は、そうは思いません。

モチベーションはそのままに、役割を入れ替えたらどうなるでしょうか?

仕事や家族を養うことへのモチベーションは高く、家事・育児へのモチベーションが低い男性が家事・育児を担当する。

家事・育児などの家庭内の管理へのモチベーションが高く、仕事や家族を養うことへのモチベーションが低い女性が仕事を担当する。

これは、あまりにも非効率ですよね。

夫婦の性格によって役割分担しよう

夫婦の両方が仕事や家族を養うことへのモチベーションが高く、家事・育児などの家庭内の管理へのモチベーションが低いのであれば、二人とも

フルタイムで出世を目指して働けばいいんです。

「家事や育児はどうするんだ?」と思った方もいるでしょう。

そんな時のために家事代行サービスがあるんですよ。

二人とも充分に稼いでいるのであれば、家事をお互いで分担するよりも、家事代行サービスを利用した方がよっぽど有意義な生活を送れます。

仕事・家事・育児へのモチベーションが同じくらいの夫婦だったとしても、同じ量の家事を分担する必要なんてありません。

たとえば、重い物を運んだり排水溝の掃除やトイレ掃除、風呂掃除、食器洗いなど、あまり手を汚したくない女性も多いことでしょう。

そういった嫌な仕事を男性が行う代わりに、料理や洗濯などの時間がかかる家事を行うという分担方法もあるでしょう。

男性の方が料理が上手ければ男性が料理を作ればいいんです。つまり、各夫婦によって最適な役割分担は違うということです。

最新家電は早めに買おう

我が家は、長年にわたって妻を説得していたのですが、中々承認してくれなかった最新家電が3種類あります。

ドラム式洗濯機(乾燥機能付き)、ファミリー向け冷蔵庫、食洗器です。

引っ越し前は、そこまで広くない1LDK(38㎡くらい)に住んでいたというのもあったのですが、何故か妻は「最新家電はいらないから自分が家事をやる」と息巻いていました。

引っ越し後は、ちょっとだけ広い1LDK(53㎡くらい)になったのをきっかけに一気に欲しかった最新家電を買いました。

その結果、全体的に家事負担が大幅に減りました。これは非常に大きいです。

妻は「何でもっと早く買わなかったんや…。」と言っていました。笑

家庭内でも多様化を進めよう

ここまで話した通り、各家庭によって最適な方法は違います。

何が正解かなんて、一概には言えません。

共働きだからと絶対に家事分担をしないといけないわけでもありません。

是非、夫婦間で存分に話し合ってください。

その時に重要なのは、相手を思いやる気持ちです。

間違っても自分の要望を通すとか、自分が楽になるように…というはやめてください。

我が家では役割を考える時は基本的に、どうすればお互いの負担が減るかということを考えています。

皆さんのご家庭でも、最適な役割分担を話し合って、一緒に考えてみるとよいでしょう。

そして、定期的に見直しましょう。

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