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言うことを聞かない、指示を聞かない部下の対策・対処法

あなたの周りに、 何度言っても指示通りに動いてくれない部下はいませんか?

私の友人からもそういった話は聞きますし、 私自身も経験があります。

何故、 その部下は言うことを聞いてくれないのでしょうか?

そこには、 コミュニケーション能力が関係しているかもしれません。

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

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言うことを聞かないのではなく、指示が理解できていないかもしれない

その指示をする前に、 お手本を見せましたか?

口頭で指示しただけや、 マニュアルを見せただけで終わっていませんか?

勿論、 マニュアルが手順すべてを網羅していればよいですが、 そんなことは滅多にありませんよね。

あくまでも参考資料程度で終わっているケースがほとんどです。

部下は、 その指示は初めてで、 何をどう進めたらよいかがイメージできていないのかもしれません。

誰にでも同じような指示の出し方をしていない?

もしあなたが、 何かしらのゲーム・スポーツ・勉強で、対象の人よりも優れていたとします。

そして、対象の人にコツを教える時を想像してください。

児童に教える時と、同年代に教える時で、まったく同じ教え方をしますか?

しないですよね。そうなんです。

年齢によって伝え方が変わるなら、 指示をする対象の性格や知識によって、指示の方法を変える必要があるのです。

まずは対象を理解する

初めのうちの指示は「少し無理そう」な指示を出してみてください。

絶対に無理だとわかっているような指示は出してはいけません。

ギリギリ出来るかわからないような指示を出してみてください。

そして、 あなたは「ちゃんと出来てなくて当たり前」と思って、その部下を見守ってください。

そうすることによって、 部下はのびのびと仕事が出来、本来の実力や仕事の進め方がわかります。

その結果でわかった本人の実力や そのときの進め方によって、次回からの指示の出し方を変えればいいのです。

厳しく指導すべきか、導くべきか

これを見極めるために、 前述している最初の「少し無理そう」な指示があるのですが、 傾向としては、2018年現在の社会人1年目~30代前半ぐらいの世代は、 厳しく指導しても言うことを聞くわけではありません。

「理に適っているか」 「効率が良いか」を重視する傾向が強いです。

もちろん、 厳しく指導する場面が必要なこともあるのですが、 そのタイミングは昔に比べると非常に難しいと言えます。

現代の40代以上の方の多くは若者時代に、 「罵倒されたらなにくそと思って頑張る」 といった性格の人が多かったようですが、 現代の若者は、罵倒されると逆に「やる気を無くす」傾向にあります。

しかし、 それは「メンタルが弱い」とかではなく、 「罵倒されてやる気を出す奴は馬鹿である」 という風潮が認識としてあるからだと思われます。

個人が簡単に稼げるようになり、 職業も多様化し、まさに優秀な社員は売り手市場にあるでしょう。

優秀な人は、どんどん起業するか、 好待遇の会社に行きます。

好待遇でもなく、仕事は面白くなく、 罵倒までしてくる会社には・・・ 無能な人しか残らなくなるでしょう。

しかし、 導いてくれる社員がいるような会社は、 最初は無能だった社員も成長する可能性が高く、 長い目で見ると会社のためになると思います。

コミュニケーションも多様化が必要

インターネットが発達し、 物も事業も人も多様化が進んでいます。

そうなってくると、 その人によってコミュニケーションの取り方を変える(多様化する)必要があります。

勿論、 明確で難しいことも指示していないにも関わらず、 単純に素行が悪く支持を無視する部下もいます。そういった方は、問答無用で解雇でいいです。あなたの権限で解雇にできないとしても、 しっかりと状況を上司に伝えましょう。

「私は、○○の指示をしたが、部下は無視をする。その結果、○○の損害が発生した。今後も指示無視が続くようならば、解雇要件に当てはまる。」 といったことを上司に伝えましょう。

それでも、その部下の失敗を自分の責任にされるのならば、 あなたがその会社を辞めましょう。そんなことにあなたの能力を割く必要はありません。 他にあなたを必要とする会社は、たくさんあります。

自分の不利益にしかならないような会社はすぐに辞めましょう。 昔に比べて転職者に優しい時代になっています。能力さえあれば、転職は簡単です。

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