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成功と失敗にそれほど差はないという話

皆さんは、成功と失敗についてどういう考えを持っているでしょうか?

一見似たような考えを持ってそうな人達でも、前提条件が違うと答えはまったく違うものになってしまいます。

そこで今回は、DoubRingを使用した「成功と失敗」についての思考の可視化と、定義について考えていきましょう。

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

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DoubRingについて

まずDoubRingが何かという話について簡単に説明します。

2つの言葉を2つの円として、自分の思考を可視化させるアンケートのようなものです。

9つのタイプに分けることが可能です。

詳細は、下記のページを参照してください。

そして、成功と失敗についての集計結果がこのようになります。

ちなみに国別だと、価値観の違いがわかりやすく出ます。

DoubRing Home Page

日本で一番多いのは失敗の中に成功があるという考え

日本の集計結果で一番多かったのは、失敗という円の中に成功という小さい円があるというものでした。

その次に多かったのは、円の大きさは同じで少し重なった形です。

失敗の中に成功のヒントがあるということなのでしょうか?

失敗し続ければ、いつか成功するということなのでしょうか?

成功と失敗は関連しているという考えが多数

他にも見てみると、多かったのは円と円を離しているものを選ぶ人が少なかった、という点が面白いですね。

国別に見ても、同じ大きさで少し重なっている形を選ぶ人が多かったです。

成功と失敗は関連していると考えている人が多いということでしょう。

欧米では、成功の方が大きい

面白かったのが、欧米と日本との対比です。

円の大きさで見てみると、欧米では成功の円を大きくする人が多数なんです。

日本では、失敗の方が成功より大きい形を選ぶ人が多かったですね。

失敗よりも成功に重きを置いている人が多いということでしょう。

言葉の定義と思考の定義が違うと答えも異なる

成功とは何か?失敗とは何か?円の大きさと位置は、どういう関係だと思考するか?

このルールが曖昧だとバラけは大きくなります。

たとえば、成功の大きい円の中に失敗の小さい円が入っているのを見て「失敗も成功の一部」と考える人もいれば、「成功は失敗を飲み込んで消滅することができる」と考える人もいるでしょう。

しかし、どれにも正解はないのです。

同じ議論をしているはずなのに、ただの価値観の違いだけでなく、定義が異なっていることなんてザラにあります。

あくまで思考することが重要で、その思考や言葉の定義が人によって異なり、コミュニケーションもそれに準じているということなんです。

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私が考える①~⑨の成功と失敗

たとえば、私が①~⑨をどのように考えたかですが、こうなりました。

  1. 成功の方が失敗よりも重要。方向が違うと成功できない。
  2. 成功の方が失敗よりも重要。成功するには、失敗から少し発想を変えればよい。
  3. 失敗は成功の元。
  4. 成功も失敗も同じくらいある。
  5. 成功と失敗は紙一重。
  6. 成功も失敗も本来は同じ。
  7. 成功する人は失敗する人よりも少ない。
  8. 成功する人は、それよりも多く失敗している。
  9. 失敗は成功の母。

どうですか?あなたとは違いますよね?

これが、定義の違いというものです。

失敗ごときで人生は終わらない

何かしらの大きな失敗をしたときに、「あぁもうダメだ」となってしまう人が多いです。

日本は裕福なくせに自殺者が多いのが特徴ですよね。受験や就活に失敗した程度で自殺する人までいるくらいです。

でも、そんな失敗ごときで成功できなくなるのでしょうか?

例えば、成功の定義が「一度も落ちずに受験に受かること」「一度も落ちずに内定を貰うこと」であれば、成功はできなくなってしまいます。

でも、それは果たして人生の成功を諦める理由になるのでしょうか?定義付けが間違っていると思いませんか?

確かに他の方法を試してみた結果、人生の成功を治めることができずに生涯を終えてしまう人もいるでしょう。

ですが、せめて可能性がゼロになるまで賭けてみませんか?

別に受験や就活に成功した人が、人生の成功者というわけでもありません。

何が成功なのか、何が失敗なのか、定義を考えることで、何か新しい道が見つかるかも知れません。

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