みなさんは、 現在の投票率がどうなっているか、ご存知でしょうか?平成29年10月に行われた国政選挙では、 投票率が53.68%でした。
低すぎますよね。 そんな選挙結果が民意と言えるでしょうか?そういった投票率の低さから、 ネット投票の導入が検討されています。
今回は、 そんなネット投票に関してまとめてみました。
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
年代別の投票率
総務省が 年代別の投票率の推移を発表しています。
これによると、 若くなるにつれて投票率が下がり、20代が一番低い投票率です。 10代は現役高校生が投票率を上げていると思われます。
若者は高齢者に比べ人数が少ないにも関わらず、 投票率まで低いとなると問題ですよね。
そんなところからネット投票の話が上がったんです。
何故ネット投票が実現しないのか
今の時代、 ネット投票が実現しても良さそうなのですが、何故実現しないのでしょうか?
- セキュリティ問題
- 年配層のネットリテラシが低い
- コストがかかる
- 投票率が上げることが嫌な政党がいる
こんなところでしょう。 一つ一つ細かく見ていきましょう。
セキュリティ問題
これが一番大きな問題でしょう。個人認証はマイナンバーを利用すれば、問題なさそうです。
しかし、 「ハッキングなどの被害を受けた時に対応できない。」 といった意見もあるようです。
それに、 「どこでも投票可能になった場合、どこかに人を集め、無理やり自分の推している政党に投票させるといったことが可能になる。」 という問題もあります。
正直なところ、 そういった問題は別の問題だと思っています。 そういったことに対する処罰を厳しくすれば、ほとんど抑制可能だと思っています。
年配層のネットリテラシが低い
これも問題ですね。ネット投票を一本化した場合、 ネットの操作が苦手な人が出てきます。
そういった方達の投票率が下がる可能性がありますよね。
コストがかかる
年配層のネットリテラシが低いということもあり、 ネット投票に一本化すると年配層の投票率が下がることが予想されるため、 紙での投票と同時進行ということになるでしょう。
そうなると、 紙での投票とネット投票の両方のコストが掛かることになります。
投票率が上げることが嫌な政党がいる
これもあるでしょうね。 今まで、少なからず議席を取得していた政党が、更に議席を減らす可能性があります。
ふざけた話ですがね。
まとめ
やはり新しいことをしようとすると、 色々と問題がありますね。私はそれでもネット投票を推進します。
若者の意見こそが一番大事だと思っています。 それにはネット投票は欠かせないと思います。
問題は残りますが、 それに対する対策をせずに諦めるべきではないと思っています。
問題を乗り越えてこそ、意味があるのです。